ついに、商品が店頭へ!待ちに待った瞬間です。売場に行くと、自分が手掛けた商品が並んでいるので、モチベーションがグッとあがります。自分が考えた商品が実際に世に出て、大ヒットを飛ばす。この感覚を味わってしまうと、もうやみつきになりますよ。
関西酵素がつくる商品はすべて、お客様の肌に触れるもの。だからこそ、これでもかというくらい入念に品質チェックを行います。商品完成までのすべての工程で品質管理を実施。サンプリング検査を行い、最終的に問題がなければ出荷となります。もちろんチューブやキャップなど資材に問題がないかもチェックを怠りません。
いよいよ、工場での大量生産へ。サンプル品はビーカーレベルでつくりますが、工場で製造するときは数トン規模!そうです、スケールアップが必要なんです。そのため、開発職は工場でつくるための製造フロー(原料の投入順序、温度設定、撹拌時間など)を記した指示書を作成。製造にも立ち会い、ミスがないよう慎重に指示を出していきます。
見事、商品化が決定!提案から商品化までは、基本的には約6ヶ月~1年ほど。決定してひと安心、、、はできません。やることは盛りだくさん。箱や容器の種類・色をどうするか、お客様と打ち合わせを行い、同時に資材メーカーとやりとりして、それに合う容器資材を選定。また、商品発売に向けて薬事申請や、安全性・生産工程に関するテストを繰り返し行います。
いざ、サンプル品をお客様に提案。企画書は担当者によって様々。お客様に一番伝わりやすい表現を選ぶことが大事。中にはテレビショッピング風に商談を進めた営業もいるくらい。提案後は、お客様の要望も踏まえ、処方の改良を重ねていきます。ちなみに、提案先は化粧品メーカーだけとは限りません。中には芸能事務所に提案した社員も。提案先は本当に自由です。
企画が決定すると、営業・企画・開発・法務で打ち合わせ。どのような機能にするか、どんな使用感にするのか、特許は取られているか。4者で話し合い、提案に向けて、サンプル品を作製していきます。処方開発では、ベストな原料を選定し、配合比率などを検討。商品コンセプトを実現するために、また有効かつ安全になるように、試作・検証を繰り返していきます。
「おもしろい!」と、お客様を唸らせるような新しい商品の企画を考えていきます。お客様との会話の中から見えてくるニーズや、市場のニーズ、今の旬など、常にアンテナをはって情報収集。ときには、自分の趣味がアイデアのヒントになることも。新商品企画会議では、入社年数や年齢に関係なく、開発を中心に職種の垣根を超えて企画を出していきます。
関西酵素の仕事の流れの特徴。それは、部署の壁を超えて横断的に仕事を進めること。営業は営業だけ。開発は開発だけ。そんな仕事はどこにもない。というか、そんなことしてたら爆速で商品なんか生まれっこない。領域を超えて、建設的な意見をぶつけ合いながら、爆速で課題が解決していく。世の中になかったアイデアが、商品が爆速で誕生していく源泉がここにあります。仕事の流れと関わる部署・職種に注目しながらご覧ください。